歯の噛み合わせは肩こりや腰痛だけでなく不定愁訴・自律神経失調症・ストレスの原因にもなります。

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噛み合わせと身体の関係
 
「これをカチカチ噛んでください。」

歯医者で治療をした方なら、だれでも一度は、このように言われたことがあるのではないでしょうか?

これはカーボン紙(よく申込書などについている、転写させるアレですね)による、噛み合わせの確認です。シート状のカーボン紙を噛ませて、その歯についた噛み跡から噛み合わせをみます。特に、詰め物やかぶせ物をしたあとに、その部分の噛み合わせの「高い」「低い」を調整します。

しかし、実際には、これが後々の大きな問題を引き起こす原因になっていることが多々あります。実はこの「カチカチしてください」という方法には、大きな2つの問題点があります。


1:測定箇所が部分的である
噛み合わせは、身体全体に影響を及ぼすほどですから、極めて微妙な調整が必要になります。もちろん、1ヵ所だけで判断することは不可能。口腔内全体のバランスをみて、適切に行っていく必要があります

虫歯治療のために詰めた金属の噛み合わせが不十分だったために、身体がおかしくなってしまうということも、まったく珍しくありません。削り方・詰め方がどんなに上手でも、噛み合わせで失敗するとそのダメージは全身に及びますので十分な注意が必要です。
2:患者様の感覚だけに頼っている
 

2つ目の問題は、噛み合わせ治療が、科学的ではなく患者様の感覚にそのほとんどを依存しているということです。噛み合わせ治療にはミクロ単位の調整が必要です。それほど繊細かつ微妙な調整にもかかわらず、患者様の感覚だけに頼るのは大変危険です。

たしかに、ご本人のその場での感覚は非常に大切なデータです。これを無視して治療を進めることはほとんど不可能に近いでしょう。しかし、その場の患者様の感覚だけでは、患者様が普段無意識の状態で、どのような噛み合わせになっているのか、あるいは食事の際にどのような動きをするのかといった、実生活での噛み合わせが分かりません。

歯科の診療台に乗った状態で、噛み合わせの良し悪しの判断を患者様の感覚だけに頼ってしまうのは、大変危険なことです。「あの場では良かったのに、家に帰ったらまた調子が悪くなった」といったことは珍しいことではありません。

さらに、現在、一般的に行われている噛み合わせ治療の最大の問題点は、「その人にとってもっとも適切な噛み合わせとは、そもそもどのような噛み合わせなのか?」これが明確でないために、それぞれの医師が経験と勘に頼って治療をしているということです。実際、治療の前提となる噛み合わせの位置を正確に測定する方法すら、まだ確立されていません。

そうした経緯から、私達は長年にわたり研究を重ね、噛み合わせ位置の正確な測定方法を開発しました(開発経緯についてはコチラ)その結果、ベストな噛み合わせの位置を、多くの研究成果によって得ることが可能になり、適切な治療を行うことができるようになったのです(日本・アメリカで特許出願中です)

もちろん、患者様の感覚も重要ですから、こうした科学的な測定と併せて、十分なカウンセリング・ヒアリングを行います(詳しくはコチラ)。ただし、患者様に適切な質問をしなければ、本当に重要な患者様が感じる、「ほんの小さな、しかし、治療に重大な影響を及ぼす情報」をつかみとることはできません。
この質問技術も噛み合わせ治療には欠かせない大切な要素の一つです。

こうして科学的な測定と、適切な質問技術があって初めて有効な治療ができるといえます。


では、科学的に測定される、「ベストな噛み合わせの位置」とはどういったものなのでしょうか?
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