歯の噛み合わせは肩こりや腰痛だけでなく不定愁訴・自律神経失調症・ストレスの原因にもなります。

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OBCの歴史
OBCはこれまで4度にわたる大きな改良を受け、現在は第5世代となっています。

下記にあるのは、これまでのOBCの変遷を世代ごとに解説したものです。最新の第5世代OBCは「大月精工株式会社」にお願いしています。海外にも工場をもつ世界的な精密部品製造メーカーですが、大変うれしいことに、社長の小笠原さん自らOBCの製作に関与していただいています(写真など詳しくはこのページの1番下をご覧ください)。

現在、OBCとしては、ほぼ完成形となっておりますが、さらに詳細な測定をするための補助的な測定装置を開発中です。こちらは完成しましたら、順次ホームページ上でご紹介してまいります。

第1世代・・ 試行錯誤しながら総義歯用の装置を使用しての初めての試みでした。

総義歯を使用している場合でも有歯顎の場合においても、頭蓋骨と下顎骨の位置的関係は同じと考えていました。
 


第2世代・・ 第1世代は調整幅に限界があったため、いくつかの大きさの違う種類と数が必要になり、作っていただけるメーカを探すため奔走することになりました。

  たまたまNHK の番組「ETV2002社長たちの師走」が目に入りました。

これは、現在の日本経済の不況は製造業の経営を圧迫している、特にネジを製造する小さな会社は倒産に追い込まれている、という番組でした。

  「物づくりをする人々」としての共感を覚えて、私も何か手助けになればと思い、NHKより紹介いただき製造を依頼することになりました。


第3世代・・ 第2世代は調整するたびごとに口腔外に取り出してネジの微調整をする必要があり、患者様の苦痛と術者の精神的ストレスもありました。

そこで、どうにかして、取り外しをしないで口腔内ですべての微調整ができるようにならないか考えて作られたのが第3世代です。この第3世代からは大月精工、小笠原社長のご協力によって完成しました。
   


第4世代・・ 第3世代で口腔内から取り外すことなく調整に集中できるようになりました。しかし、上顎骨に対した下顎骨は、3次元的な移動、つまり下顎骨がローリング、シフト、ユーイングなど繰り返しながら重心が移動します。

したがって、その位置をキープしながら調整する必要があったのですが、第3世代では1回転1mmで微調整がしにくく、ロック機構がないため、わずかな力でピンの位置が動いてしまう等の欠点がありました。

  そこで、ピンのピッチを1回転0.5mmに修正し、下顎骨体が常に重心咬合位を維持できるように溝を設定しました。さらに、それらを固定するロック機構をつけて完成したのが第4世代です。

こうする事で噛み合わせ調整がスムーズにそして正確に調整できるようになりました。



第5世代・・ 第4世代が基本的なOBCの形になりました。溝のロックも口腔内でできるように穴をあけて使用しています。

穴の開いたOBCが第5世代ですが、歯列の状態で第4と第5を使い分けています。

皆様のご協力に感謝していますとともに、大月精工の小笠原社長のお力添えがなければOBSを完成することが出来ませんでした。

  OBCはこれからも進化していきますが、臨床的に充分な成果を維持しています。

本当に有り難うございました。多くの患者様に喜んでいただける事を確信しています。


大月精工株式会社http://www.ohtsuki.jp/
当院のOBCは大月市にある大月精工株式会社のご協力を得て開発・製作されています。

大月精工
工場内1
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大月精工社長と院長
同社は、精密部品の加工において日本随一の技術力を持ち、OBCの製作にも小笠原社長のご協力をいただいております。

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