歯の噛み合わせは肩こりや腰痛だけでなく不定愁訴・自律神経失調症・ストレスの原因にもなります。

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メインテナンス

◆側方誘導とは?

早期接触の除去・臼歯咬合確保に次いで、左右の側方のガイドを与える必要があります。これを側方誘導と言います。下顎を左に動かしたとき左の上下の犬歯が接触してその他の上下の歯は接触せず離開します。

また、右に動かしたとき右の犬歯のみ接触して他の上下の歯は離開します。このように下顎の力を生理的に最も逃がしやすい方向に逃がすのです。(犬歯でガイドさせる)そうすることによって硬い食べ物を犬歯で切り裂くことができるようになります。


◆犬歯は身体全体に及ぼす影響

もし犬歯でガイドできないと、前歯や臼歯のどちらかがダメージを受けます。受けた歯牙は動揺して位置を変え、歯根膜が剥離され歯肉が腫れ、少しの歯ブラシでも出血し、やがて抜け落ちるのです。それまでは痛みや違和感を伴うのは当然です。

このガイドのメカニズムによって全体の歯牙は守られているのですが、これが一度狂いだすと全ての歯牙に影響を及ぼします。歯牙は個々又はブロックで動揺し、位置を変えて、顎の骨が吸収して歯槽膿漏の症状を伴って来ます。

同時に口臭もするでしょう。そして徐々に抜け落ちる運命をたどり、やがては総義歯になってしまう事さえ起こりますから要注意です。


また、犬歯でガイドすることは患者様の精神的な安定ももたらします。行動力が生まれて瞬発力が発揮され、目に輝きが現れスポーツも得意になるでしょう。

逆に犬歯でガイドできない場合には、硬い食べ物を苦手とするため軟食傾向になりやすく、噛みしめることが無いので忍耐力や集中力にかけやすく、イライラして怒りやすい、すぐ切れるような精神性を生み出す土壌になります。

筋肉的には、たとえば左のガイドが無くなると、食物を左で噛んだ時、下顎が本来は左前方45度の方向に移動しなければならないのに、50度以上の角度を持って後方に移動してしまいます。

すると、左の首の胸鎖乳突筋を始め後頸筋や背中の僧帽筋や後背筋などが緊張するため、血行が悪くなったり、または右の胸筋も緊張したりすることもよくあります

左のガイドの消失で腰までの症状は出現しないようですが、特に首と肩が鉛のように重くなり、痛みまで伴うケースはよくみかけます。犬歯のガイドの消失でこれほどの機能障害を生じることになるのです。


◆どんどん歯が抜ける!

昔は八重歯がかわいいとした時代がありましたが、若い時は歯を支える歯槽骨がしっかりしているため本人も気がつかず生活をしていることが圧倒的に多いのです。

歯槽骨が弱くなる年齢(35〜50)になると今まで犬歯の代わりをしていた歯牙から抜け落ちると同時に、歯列がデコボコになり今まで述べてきたような諸症状が発現してきます。八重歯はかわいいなどと言っていられる状況ではないのです。

自然の歯並びを変えたくない、ということも同じ状態を惹起します。そもそもでこぼこしている歯並びや噛み合っていない状態は自然ではないのですから。このようにそれぞれの歯牙にはそれぞれの役目があり、それぞれの役目を果たすことで人間は健康でいられるのです。

自分の犬歯はきちんと上下の犬歯同士で接触するか確認してみてください。




 
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